「自社の強みを活かして地域を盛り上げたいが、何から手をつければいいかわからない」「コンテンツ制作を外注したいが、クオリティの低い制作会社には頼みたくない」と悩んでいませんか? この記事では、「自社の強み×地域のニーズ」を形にする具体的な方法を解説します。 さらに、失敗しないコンテンツ制作会社の選び方もお伝えします。 この記事を読めば、地域を巻き込んだプロジェクトの進め方と、予算内で確実に成果が出るプロダクションの選び方がわかります。 年間多くの書籍やムックを手掛けるGBの編集チームが、自社での実例を交えて詳しく解説します。  

「自社の強み×地域のニーズ」を形にする方法

「自社の強み」と「地域のニーズ」の掛け合わせによる価値創出を図式化
地域創生や地元を盛り上げるプロジェクトは、多くの企業が注目しています。しかし、単なる思いつきでは周囲の協力を得ることは困難です。成功の秘訣は、「自社の強み×地域のニーズ」を形にすることにあります。 飯田橋ブックフリマの成功事例 具体的な事例として、「飯田橋ブックフリマ」の取り組みをご紹介します。 私たちは、出版社が多く集まる飯田橋エリアに着目しました。 そこで、出版社の中に入れる街歩きイベント「飯田橋ブックフリマ」を企画したのです。 このイベントは、行政や地元町内会の後援で開催することができました。 (参考:https://iidabashibookfreemarket.jp/) 自社の属する業界の特性(出版)と、地域の特性(飯田橋という立地)を掛け合わせた好例です。では、どのようにして開催に至ったのでしょうか。 信頼構築と巻き込みのプロセス いきなり「イベントをやります」と宣言しても、人は集まりません。大切なのは、泥臭い信頼構築のプロセスです。 私たちが最初に行ったのは、地元町内会に参加することでした。 そこで役割を担うことで、少しずつ地域の信頼を得ていきました。 同時に、地元経済団体にも所属し、何らかの長を担うようにしました。 これらを行うことで、地元企業の人間として行政の長などに顔を覚えてもらえます。 そうして、強固な関係値を築いていくのです。 並行して、飯田橋エリアで知っている出版社や出版関連会社の方に声をかけました。 まずは最初のメンバーを募るためです。 参加人数が読めなくとも、単体でも開催できる体制を作りました。 そのタイミングで、地元町内会や行政に協力の相談を行いました。 飯田橋エリアは元々その特徴を出しづらいという課題がありました。 そのため、行政や町内会の理解もあり、強力なバックアップを得ることができたのです。 結果として、当日までに区報や町内の掲示板に案内を貼ることができました。 こうして無事にイベント開催へとこぎつけました。 当日は地元の方も多く参加してくださりました。 地域と出版企業が直接交流できる、素晴らしい場となったのです。 「イベント開催までのステップ」を図解やフローチャート(例:「町内会参加」→「関係構築」→「仲間集め」→「行政への相談」

飯田橋ブックフリマから学ぶ4つの応用ポイント

この飯田橋ブックフリマの経験から、他社でも応用できる重要なポイントが4つあります。 新規プロジェクトを立ち上げる広報担当者や編集者の方は、ぜひ参考にしてください。 ① 先に動くことで競合の追随を防ぐ 自社の地元の特性を活かす取り組みは、スピードが命です。先にやってしまえば、競合は絶対に真似ができません。 なぜなら、地域と紐づいたオリジナルな活動は、後発企業には「二番煎じ」にしか映らないからです。いち早く地域の特性を見抜き、行動を起こすことが最大の差別化になります。 ② 三方よしのコンセプトでブランディングを高める 地元の魅力や特徴を活かす取り組みは、基本的には「三方よし(売り手よし、買い手よし、世間よし)」のコンセプトになります。 地域が潤い、参加者が喜び、自社の価値も高まるからです。結果として、自社ブランディングや業界内での存在感が、ほぼ確実に上がります。 ③ 日ごろからの地域コミュニティへの参加 いざ何かをやろうとする時に、急に協力を求めても難しいのが現実です。日ごろから、地域の諸団体に参加しておくことが不可欠です。 業界団体、経営者団体、町内会などに顔を出しておきましょう。 そうすることで、いざという時に地域の協力を得やすくなります。 ④ 自社ではなく地域・業界を盛り上げる視点を持つ 最も重要なのは、自社ではなく「地域や業界を盛り上げる」ことを念頭に置く事です。 プロジェクトの主語を「自社」にしてしまうと、失敗します。自社の利益を前面に出すと、周りが協力する意義が見出しづらくなるからです。 「地域のために何ができるか」という利他の精神が、結果的に最大の推進力となります。

イベント後の展開とコンテンツ開発の重要性

イベントを単発で終わらせてはいけません。この後の展開としては、そのエリアをテーマとしたコンテンツの開発が考えられます。 地域の課題フェーズに合わせた施策を打つ コンテンツの形式には、さまざまなものがあります。映像、Webサイト、アプリケーション、漫画、本などが考えられます。 しかし、何を作るかよりも重要なことがあります。それは、あくまで「その地域でのゴールに直結するコンテンツかどうか」です。 地域の課題がどのフェーズにあるかによって、打つべき施策は変わってきます。 例えば、「まずは知ってもらいたい」という認知のフェーズであれば、拡散性の高いWeb記事やSNS動画が有効です。一方、「深く理解して行動してほしい」という啓蒙や提案のフェーズであれば、情報量の多い書籍やムック本が適しています。 課題のフェーズを見極め、最適なコンテンツを選択しましょう。

失敗しない編集プロダクションの選び方

では、実際にどのコンテンツを作るべきか決まったとします。 その際、どこに制作を依頼するかが次の大きな課題となります。 予算内で高品質なコンテンツを作る裏側 多くの場合、地元の印刷会社やデザイン会社にコンテンツ制作を依頼しがちです。しかし、それらの会社はコンテンツクリエイティブそのものが本業ではありません。 実は、中堅から大手の印刷会社などは、コンテンツ制作業務を編集プロダクションなどに再委託しています。 つまり、間に会社を挟むことで中間マージンが発生しているのです。 もし予算が潤沢にない場合は、直接編集プロダクションに依頼することをお勧めします。 直接やり取りをすることで、余分なコストを払わずに中身を作ることができます。 目的の本の「奥付」を確認する その際のプロダクション選びにもコツがあります。書店に置いてあるような、高品質な本のクオリティを求めるとします。 その場合は、ぜひ目的の本の「奥付(おくづけ)」を見てください。 奥付とは、本の巻末にある、著者や発行者、印刷所などが書かれたページのことです。ここで、実際に制作を手掛けた制作会社を確認するとよいでしょう。 実際に中身を制作しているプロダクションに直接依頼します。 そうすることで、高いクオリティを維持しながらコストパフォーマンスの良い制作が可能になります。

まとめ

今回は、地域のニーズを形にする方法と、コンテンツ制作会社の選び方を解説しました。
  • 自社の強みと地域のニーズを掛け合わせることが成功の鍵です。
  • 地域を巻き込むには、日ごろからのコミュニティ参加と利他の精神が必要です。
  • 予算内で高品質なコンテンツを作るなら、編集プロへの直接依頼がおすすめです。
GBでは、企画の種の段階から相談に乗っています。お気軽にお問い合わせください。  
この記事の監修者
株式会社G.B.

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